他のパスポートサイズの折りたたみ型スマホでも指摘されてきたことだが、動画やコミックの場合、この縦横比が効果的だ。
また、自撮りなどに使う、いわゆるインカメラについては、ディスプレイの下にあり、使うときにだけ表示される「アンダーディスプレイカメラ」になっている。そのため、コンテンツを表示しているときにも邪魔になることはない。ちょっとしたことだが重要なことでもある。
非光沢のナノテクスチャ・ディスプレイを採用した理由は、折りたたみ型スマホの宿命と言える、中央の「折り目」を目立たないものにするためだ。光沢ディスプレイだとどうしても目立ちやすくなる。iPhone Duoでも、指で触ると若干の凹みがあるのはわかる。光沢だとそれが目立ちやすいのだが、確かにiPhone Duoでは目立ちづらい。
ディスプレイ表面にしろカメラにしろ、明らかに追加コストがかかる部分ではあるが、「それでも品質を高めたい」というアップルの狙いが見えてくる。
アプリ活用は「iPhone」に合わせた制約も
使い勝手を別の側面から見ると、アップルの狙いとその制約も感じられる。
開いたときの大きな画面は、コンテンツを楽しむためだけではない。2つのアプリを同時に使ってもいい。
ただし、同時に1つの画面内で使えるのは「2つのアプリ」までであり、画面分割は「左右に1:1」に限られる。
Galaxy Z Fold8をはじめとしたAndroidの折りたたみ型スマホの場合、3つのアプリを同時に使うこともできるし、画面分割の比率も自由に変更できる。縦方向に分割することも可能だ。


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