手首の裏側のセンサーは発光部の配置を変えた。前の世代では2つの円形の発光部が8の字型に肌を照らしていたが、新世代では3つの円を花びら状に並べ、同じ場所に複数の経路で光を通す。龔氏はこれを「虫眼鏡から顕微鏡へ」と表現した。第2世代のX-TAPには押し当てた圧力を測るセンサーも加わり、中国では研究パートナーがこの圧力の変化を使った判定の研究を進めている。日本では未提供で、日本の医療機関に研究の提案をしている段階だという。
東莞に精度を確かめるスポーツヘルスラボを持つ
東莞市の松山湖にあるスポーツヘルスラボは、こうした計測の精度を医療機器と並べて確かめる施設だ。中国の国家体育総局と共同で看板を掲げ、2階と3階には睡眠や血圧、血中酸素の研究室が入る。1階にはスポーツ用の設備が並び、水流で泳ぐ場所を固定する流水プール、走路に埋めた床反力計、ゴルフのシミュレーターのほか、新たに室内スキーのシミュレーターが加わっていた。
室内スキーのシミュレーターは時速30kmまでの滑走を模擬できるが、新しい種目に取りかかる前の研究に使う装置だ。製品に載せるデータは、深圳や広州の屋内スキー場と、日本を含む屋外のスキー場で実際に滑って集める。


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