同社は研究拠点を3カ所に分けている。フィンランドのヘルシンキにある拠点が5年先の先端動向を探り、松山湖で3年かけて研究と調査を進め、最後の1年で製品の機能に落とす。西安の拠点が製品に載せる前の検収を担う。この分担を同社は「531計画」と呼ぶ。新機種で入れた機能のアルゴリズムは旧機種と共通で、ゴルフ機能のように後からソフトウェア更新で旧機種に配ることもある。
他社のスマートフォンの上で動く
ウォッチが集めた歩数や消費カロリー、活動時間は、中国ではWeChatやAlipay、海外ではLINEのようなアプリや保険会社に渡している。1日5000〜8000歩歩く、1時間ごとに立つといった行動を、それらのアプリから促してもらうためだ。心電図のような機微なデータは別扱いで、より厳しいプライバシー基準のもと、医療機関との研究に限って渡す。龔氏は、今後のウォッチはすべて自社OS「HarmonyOS」で動くが、iOSとAndroidのスマートフォンとの互換性は引き続き強めると述べた。
日本向けのGT 7とWATCH 6では、睡眠時間や歩数をAndroidの「ヘルスコネクト」に渡してほかのアプリで使えるようにし、LINEで電話がかかってきたときに相手の名前を出せるようにした。WATCH 6のeSIMはソフトバンク、KDDI、楽天モバイルの回線で使え、スマートフォンを置いたまま通話できる。NTTドコモの回線には対応していない。
ファーウェイは日本でスマートフォンを売っていないので、日本でウォッチを使う人は、iPhoneやほかのメーカーのAndroidスマートフォンにつなぐことになる。


※ログイン後、コメント入力が可能です。