風邪、むし歯がきっかけに
鼻の奥には“副鼻腔”と呼ばれる空洞が広がっていて、この場所に炎症が起きると“副鼻腔炎”となる。
原因として圧倒的に多いのが、風邪やインフルエンザなどのウイルス感染だ。風邪を引いて免疫力が落ちているときに、もともと副鼻腔に存在する常在菌、あるいは外部から侵入した細菌に感染し、炎症が起きる。
むし歯や歯周病の原因菌や真菌(カビ)などがきっかけになることがあるほか、原因がはっきりわからず、難病に指定されている「好酸球性副鼻腔炎」(後述)もある。
副鼻腔炎には、「急性副鼻腔炎」と「慢性副鼻腔炎」があり、前者は発症から4週間以内の症状、後者は12週間(約3カ月)以上続く症状、と定義されている。
「風邪を引いた人のうち、200人に1人が“急性副鼻腔炎”になると言われています。さらにその中の一部の人は症状が長引き、“慢性副鼻腔炎”となります」(吉川医師)


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