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ライフ #くらたまの「人生後半、独り旅」

「風呂の中で知らない男性と…」下田の"千人風呂"で50代姉妹が遭遇した気まずくて、おかしな体験――伊豆2人旅のリアル

10分で読める
露天風呂
伊豆・下田を巡る50代漫画家と妹の2人旅のリアル(写真:UMC/PIXTA)
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石廊崎から見下ろす波濤(はとう)(写真:筆者提供)
手すりがあるという安心感(写真:筆者提供)

下田からレンタカーを借りた伊東まで快適にドライブし、おいしかった和菓子を買うため、商店街の入り口で私だけ車を降りました。

「まだ16時20分だから、間に合うはず……!」

件の和菓子屋の閉店時間は、ネット情報で17時と調べてあります。それでも買いたい商品が残っていなかったらショックなので、足早に店に向かいました。

旅の最後にまさか…な出来事

……が、シャッターが降りている!! まだ17時まで30分以上あるのに……?

店主の気まぐれなのかわかりませんが、残っている商品すべての種類を買い込む勢いでいたのに空振りで、肩を落として駅近くの妹との待ち合わせ場所に行きました。

そこでもう1つ衝撃の事実が。帰りの特急踊り子が満席でとれないというのです。

「仕方ないね、普通列車乗り継いで帰るか」

「まあ、40分くらい違うだけだからね」

と、私たちは改札を通って列車に乗り込みました。

しかし、やっぱり乗り心地の差なのか、特急とは時間の進み方が違って感じました。2時間以上を普通列車で移動するのは、うまく座れてもなんだか時間の進み方が遅く、妙に疲弊します。

自宅の最寄駅に着いた頃には、私も妹も口数が少なくなるほどくたびれ果てていました。「次回は絶対に、特急予約しようね……」。妹がボソリと言い、私も頷きました。

でも、家に着いたら、道の駅で買ったものを食べる楽しみが残っています。家で作るわさび丼、食べたことがない幻の果物「ポポー」、うこんや青のり入りの手作り米粉クッキー……、当たり外れを含めて味わうまでが旅です。

熱々ご飯に生わさびを擦って、かつお節、のり、しょうゆをかけたわさび丼は自宅で作ってもおいしく、今後、生わさびを見つけたらまたやりたいと思うほど気に入ったことは今回の収穫の1つでした。

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