現在、神戸のオフィスビル事情はそれなりに逼迫している。神戸市役所2号館跡地の複合ビルに入居予定である神戸市役所の各部署が、三宮周辺の既存オフィスビルに分散して仮移転中であり、これが三宮のオフィス需要を底上げしている面が大きいという。
従って2号館跡地ビルの完成で既存オフィスビルに大量の空きが発生するのとほぼ同時に、新規のオフィスビルが大量に落成することになる。
「センタープラザ」などにも再開発の動き
加えて三宮では次なる大型再開発案件も動き出している。1970年代に開業した三宮地区で最大の複合商業施設「さんプラザ」「センタープラザ」「センタープラザ西館」の再開発協議会が7月に発足した。
兵庫県で最も地価が高い三宮センター街の東端にあり、71年に完成した「銀泉三宮ビル」も耐震不足が指摘され、入居していた銀行が退去した。すべて建て替えが決まったわけでもないが、建て替えられればオフィスビルの大量供給になるだろう。

