中長距離のバスが発着する場所はJR三ノ宮駅から徒歩10分以内のおおむね6カ所に分散している。駅からの距離はそれほど遠くないように思えるが、バス乗降場間の動線はほぼ考えられていない。

駅周辺のバス乗り場を集約
たとえば東京行きのバスが発着する乗降場は4カ所ほどあるが、乗降場を間違えると乗り遅れるリスクは大きい。これに加えて三宮には空港連絡バス、フェリー連絡バス、ホテル行きのバス、観光地行きや市街地循環バス、さらに市内交通としての路線バス(神戸市バス)の停留所がある。
このうち市内交通の路線バス以外の発着場が1カ所にまとまることで、鉄道とバスの乗り換えに加え、これまであまり選択肢に上ってこなかったバスからバスへの乗り換えについて利便性が高まる公算が大きい。
さらに神戸での宿泊・観光についての拠点性も高まる可能性が高い。そして知らない土地でバス停を探して右往左往するという、ただただ神戸を訪れた人にとって不幸な時間がかなり減少するのではないか。それだけにバスターミナルは三宮再開発の中でも期待が大きいプロジェクトといえる。

