有料会員登録
ライフ

「祖母が暮らした築50年団地」を25歳の孫が購入!57平米を自分好みにセルフリノベし住んだら「強気価格で即完売」

13分で読める
川内さん
祖母が暮らしていた団地の一室を、「非日常」な空間にリノベーション(撮影/相馬ミナ)
2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
ここに立って作業をしているときも、リビングの壁に映した映像を鑑賞できる(撮影:相馬ミナ)

飛躍的に暮らしの質が上がった川内さんの日常。スタイリッシュな空間での快適な暮らしです。とはいえ、まだまだ20代。最初から、終のすみかにしようと思っていたわけではありません。自分の心地よさのためにこだわり満載で全力投球でつくった住まいではあるものの、ライフステージに合わせた「リセール(再販)」は最初から織り込み済みでした。

ウォークインクロゼット兼書斎として使っていた洋室(間取り図内の洋室1)(撮影:相馬ミナ)

ファミリー層が多い立地ということもあり、子ども部屋もつくれることも考慮したうえで、間取りを計画していました。不動産広告上で『2LDK』と表記できるよう、建築基準法に基づく採光の条件もクリアさせています」

玄関土間を広く取ったのは、若いファミリーならベビーカー置き場が必要だろうと考えたから。川内さんがウォークインクロゼット兼書斎として使っていた洋室(間取り図の洋室1) は、シングルベッドを配置できるサイズを確保しているため、子ども部屋としてしっかり機能します。

あくまでも、単身の川内さんの暮らしに最適化させつつも、リセール時のアピールポイントもあらかじめ設計に取り入れたというわけです。

廊下に設けた、収納付きニッチ(撮影:相馬ミナ)

「1年半暮らしたところで、自分の設計がどう市場で評価されるのか、ちょっと『腕試し』がしたくなって。急いで売る必要はなかったので、自分としては強気な価格設定で不動産市場に出してみたんです」と川内さん。

リビング。ローテーブルの奥にはソファも置いていた。現状残っている家具は、すべて次の住み手に受け継ぐ(撮影:相馬ミナ)

すると、とんとん拍子で話が進行。購入希望者が複数になるほど反響があり、設定した価格のまま、値下げ交渉に応じることもなく、あっという間に売却が決まりました。

内見に訪れた人々の多くは、もともとこのエリアを検討対象にしていなかったと言います。希望価格帯で目にした魅力的なデザインと快適そうな間取りに惹かれて、想定外のエリアに足を踏み入れたということ。つまり、まったく候補になっていなかった地域へ、人を引き寄せる物件になっていたのです。

川内さんは現在27歳。次のリノベーションもこだわりながら、楽しんで進行中(撮影:相馬ミナ)

実家の思い切ったリノベは、売り手&買い手双方にメリットある解決策となった

「リセールのことばかりを意識すると、内装も間取りもシンプルで、ありきたりなものになっていってしまいがちです。今回は僕が住むことを第一優先にリノベーションしたのが、よい結果につながったんだと思います」と、川内さんは今回の売却を振り返ります。

6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数