有料会員登録
ビジネス

《今こそ知りたい!》上場間近のAI企業・アンソロピック、設立のきっかけとなった「オープンAIの内紛」とは?

6分で読める
アモデイがオープンAIと袂を分かつに至った原因とは?(写真:Getty Images)

INDEX

オープンAIと並んでAI開発競争の先端を走る巨大企業・アンソロピックが、IPO(新規株式公開)に向けて目論見書を提出した。日経新聞の報道によれば、11月中にナスダックへ上場し、時価総額は1兆ドルを超えると推定されている。
アンソロピックの共同設立者であり、現在でもCEOを務めているのが、ダリオ・アモデイ氏。
実は彼は、もともとはオープンAIの社員であったことをご存じだろうか?
アモデイはオープンAIのなかでも「安全性派閥」とよばれる、もし仮に超知能AIが暴走すれば人類は滅亡してしまうのではないか、というリスクを重く受け止めていたグループの急先鋒だった。
彼は「超知能AIの安全性」をめぐって、オープンAIのCEOであるサム・アルトマンと激しく対立し、やがて自ら会社を立ち上げるに至ったのだ。
その経緯について、カレン・ハオ著『Empire of AI(エンパイア オブ AI)』の第6章から、抜粋・編集してお届けする。

GPT-3の成功がすべてを変えた

『Empire οf AI(エンパイア オブ AI): 新しい帝国が生まれるとき』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

2020年にリリースされたGPT-3のAPI(アプリケーション・プログラム・インターフェース)の成功を受けて、もともと同社に出資していたマイクロソフトはオープンAIとの関係を深める決断を下した。

アルトマンは、利益上限を新たに以前の6倍に設定し、マイクロソフトからのさらなる20億ドルの投資を求めた。大規模言語モデルの商業的価値の高さに気づいたオープンAIは焦点を定めた。

2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数