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朝ドラ《ブラッサム》のモデル・宇野千代の波瀾万丈な人生、一生現役で稼いだ作家が88歳を前に語った"いまが一番幸せ"

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『宇野千代 ちょっと自伝』より
「いまが一番幸せ」。朝ドラで注目される宇野千代さんが語った言葉を紹介します(写真:『宇野千代 ちょっと自伝』より)
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起きてすぐに朝ごはん。いいえ、頭がハッキリしないなんてことはないわ。わたしは起き抜けが一番、頭が冴えている。迷信のようにそうじているのよ。そのときに書く。日に何回も寝たり起きたりして、起きるたびに書くの。昔は一日に一枚くらいしか書けませんでしたが、いまはそうやって日に六、七枚のときもありますよ。

夜中に起き出して書くこともある。

うまいこと考えついた、と思ってパッと起きて。眠ってるときに考えているのも全部、仕事のことなんですね。それからこの頃は北原の夢もよく見るのよ。三十年も一緒に暮したかなぁ、格別仲よくしたような記憶もないようなのに、夢に見る男はいつも北原ですね。

夢に見るのは昔の男(画像:『宇野千代 ちょっと自伝』より)

百二十五まで生きる

百二十五まで生きるってのはわたしの口癖ですけれどもね、百二十五まで、頭が呆けないで、仕事ができたら面白いですね。できるかしら。

もしできたら、みんなのために見本になります。呆けないで生きていられますよ、皆さんもわたしの真似をなさいって、言えますね。何とか、そういうふうなものになりたいね。百まではあと十年ですから雑作ないけれども……。

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