有料会員登録
ビジネス #ベテラン車両の肖像(鉄道最前線)

相鉄8000系「都心直通と無縁」だった時代の独自進化 「相鉄線では当たり前」でも全国的にはレアな特徴

6分で読める
相鉄 8000系
相模鉄道「8000系」。ほかの鉄道会社の車両ではあまり見られない特徴が随所にある (記者撮影)
2/4 PAGES
3/4 PAGES

車内は、側面の窓を背にしたロングシートが基本だが、5号車と8号車はドア間中央の座席を線路と直角に2人がけ座席を向かい合わせにしたセミクロスシートとし、1両当たりの座席定員を6人分増やしている。

車内で特徴的なのはボタンを押すことで開閉する自動窓。相鉄は72年登場の「5100系」で自動窓を初導入し、当時は新造車両の標準装備となっていた。乗務員室には全窓を一括で制御できるボタンもある。

また横浜到着前に身だしなみを整えられるように設置されたという「車内の鏡」も相鉄ならではの特徴だ。

車内にはボタンで開閉する自動窓。10両編成のうち5号車と8号車にクロスシートがある(記者撮影)

相鉄の伝統を色濃く残す

相鉄ならではと言えば、乗客からは見えない足元、車輪の外側と内側に大きな特色がある。車輪の外側に見える円盤はディスクブレーキ。ほかの鉄道会社では車輪の内側にあるのが一般的だ。また「直角カルダン駆動方式」といい、車軸と直角に配置されたモーターが相鉄の伝統を色濃く残している。

車輪の外側に付いたディスクブレーキ。内側にあるモーターは車軸と直角に配置されている(記者撮影)
【写真をもっと見る】かしわ台車両センターのピット線だからこそ、普段は見られない角度から特徴的なディスクブレーキや「直角カルダン駆動」をじっくり観察することができる。台車から取り外された8000系の輪軸も
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数