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『踊る大捜査線』は、フジテレビ全盛期の象徴であり、“テレビドラマの映画化”というヒット方程式を確立させたビッグタイトルだ。その最新作であり、織田裕二演じる青島俊作が14年ぶりにスクリーンに戻ってくる『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』が9月18日から公開された。
1990年代からテレビドラマも劇場版も楽しんできた世代や、本シリーズならではの味がある刑事ドラマファンにとっては、待ちに待った待望の新作だ。SNSでは封切りとともに青島の帰還を喜ぶ声が多く見受けられる。
そんな追い風を受けた出足は、初週末3日間の興行収入8.9億円で週末映画動員ランキング2位(興行通信社調べ)の好スタートから、2週目で『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』を上回り1位にランクイン。興収21億円を突破している。
テレビドラマからの劇場版としては、昨年の劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』(興収52.9億円)と同等の出足になっている。まずは、興収50億円前後がひとつの目安になりそうだ。昨今の邦画実写が苦戦を強いられる市況のなか、今年を代表するヒット作の1本になるのは間違いない。
過去作は『国宝』に抜かれるまで邦画実写の歴代1位だった
ただ、『踊る大捜査線』の14年ぶりの新作としては、さらなる数字の積み上げが期待される。
劇場版2作目『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年)は興収173.5億円を記録し、昨年『国宝』(209億円)に抜かれるまで、20年以上にわたって邦画実写の歴代興収1位だった日本映画を代表する作品だ。


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