また、ウインカーとワイパーのレバーの位置が左右逆なので、ウインカーを出すつもりでうっかりしてワイパーを動かしてしまうことも慣れないうちは何度もあった。
道路標識については、「止まれ」や「進入禁止」「一方通行」などは、どこの国でもわかりやすいのですぐに覚えられた。
意味がわからない標識で、ちゃんと読まないと危なそうなものは、一旦停まって翻訳アプリなどで確認して確かめている。
アルファベットに慣れている私たちがキリル文字(ブルガリアやギリシャなどで遭遇した)やハングルだけの標識に出会うと戸惑うのと同様、日本の漢字やひらがなだけの標識は、非漢字圏の旅行者にすればかなり戸惑うことだろう。
とはいえ、行き先表示はローマ字の併記も増えているし、「止まれ」も「STOP」と併記されるようになってきているので、赤い逆三角形を見れば、日本語だけであっても「STOP」の意味だということはしばらくすれば慣れるに違いない。
現地で戸惑う3つのポイント
ほかに現地で戸惑ったことを思い浮かべてみると、以下の3つがあった。
(1)常時右折可
欧米の一部では、前方の信号が赤で、なおかつ標識がなくても「常時右折可」(日本だと常時左折可)という国がいくつもある。右折しようとしても赤信号だからと停止していて、後ろから激しくクラクションを鳴らされたことが何度もある。
(2)縦列駐車
特にヨーロッパでは、路肩の縦列駐車でほとんど隙間を空けずに停めているクルマが多く、発進するとき少し前後のクルマのバンパーにぶつけることがある。地域によっては、ぶつけて出ていっても問題ないのだ。
かつてのクルマは、バンパーと車体がはっきりと分かれていたので、その感覚も理解できた。しかし最近は、ほとんどのクルマでバンパーとボディが一体となっているので、他車との接触で多少でも傷をつけることは、ありえなくなっている。


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