仮に「このメンバーとは価値観が合わない」「この活動はもうやりたくない」といった事情があるとして、そのことを率直に語れば、現状よりさらにファンの反発や怒りの声は強まるだろう。
つまり、ファンが「説明してほしい」と言うとき、そこで求められているのはむき出しの真実ではなく、自分たちが信じてきた物語を壊さずに済む納得可能な説明なのではないか。
今回の件でファンの気持ちをさらに複雑にしているのが、残された5人の発信である。8月31日には5人がそれぞれ有料ブログを更新し、7人で続けられなかったことへの思いや今後について語った。
誰がWEST.を大事にしていたのか?
これらの発信は当然、それぞれが率直な気持ちを書いたものだろう。しかし一部のファンには、「残る5人=7人を守ろうとした側」「藤井と小瀧=自分から壊した側」という構図に見えてしまった。実際、残留メンバーの多くが2人の脱退意思の強さを感じさせる内容を書いたことに対して、不快感を示す反応も見受けられた。
一方、必ずしも脱退する2人だけが非難されているわけではない。むしろ、「2人も本当は7人でいたかったのではないか」「残る側だけが被害者のように語るのは違う」という意見も出ている。つまりファンの中で、「誰がWEST.を大事にしていたのか」という認識そのものが揺らいでいる。


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