最初が肝心! ここに気をつけて!親の理解・納得を得るために
安全に元気に暮らしてほしい――。
多くの場合、こうした親への思いが、スマート製品や見守りサービスの導入のきっかけ。でも実際には、親が設置や利用に反対したり、協力してくれないというケースが少なくありません。子が気遣っているからだと理解していても、親は「年寄り扱いされてる」と感じたり、見守りではなく監視と受け取ってしまうこともあるようです。
そこで大事なのが、「どのように伝えるか」。親の理解・納得を得るためのポイントは、「見守り」を前面に出しすぎないことです。たとえば、スマートドアベル/ロックなど玄関まわりのアイテムなら、「最近物騒だから心配で」といった理由であれば、親の抵抗感もやわらぐでしょう。
ペットを飼っている家であれば、カメラの導入にあたって「留守中でも様子が見れる」といった使い方を提案するのも一つの方法です。
また、「生活が便利になる」「毎日が少し楽しくなる」といったメリットを伝えるのも効果的です。
「スマートリモコンとスピーカーを使えば、寝室にいてもリビングのエアコンをつけられるよ」「キッチンでお料理しながら、テレビのチャンネルを変えられるんだよ」というように、具体的な利便性の話を入り口にすると、興味を持ってもらいやすくなります。
大切なのは、製品ありきで考えるのではなく、親が自然に受け入れられるものから進めること。「便利になった」「楽しみが増えた」と実感できるものから始めると、無理なく生活に取り入れてもらえるでしょう。
一方で、避けたいのは将来の不安をあおる伝え方です。老いへの不安は見守る側より親のほうが大きいはず。「心配だから」という言葉も、見守る側の都合として受け取られてしまうことがあります。親の気持ちを無視して強引に導入しても、結局使われなくなってしまいます。
「便利」「楽になる」「楽しい」といった前向きな価値を丁寧に伝え、納得したうえで興味を持ってもらう。それがスムーズな導入の第一歩です。



※ログイン後、コメント入力が可能です。