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離れて暮らす高齢の親、「何かあったらどうしよう」を減らす"デジタル見守り"という選択《何から始める?チャート付き》

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離れて暮らす親のことが心配なときは、便利なツールやサービスを活用しましょう(写真:IYO / PIXTA)
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(画像:『離れて暮らす親を見守る デジタルグッズ活用で安心! 遠隔スマート介護術』より)

最初が肝心! ここに気をつけて!親の理解・納得を得るために

安全に元気に暮らしてほしい――。

多くの場合、こうした親への思いが、スマート製品や見守りサービスの導入のきっかけ。でも実際には、親が設置や利用に反対したり、協力してくれないというケースが少なくありません。子が気遣っているからだと理解していても、親は「年寄り扱いされてる」と感じたり、見守りではなく監視と受け取ってしまうこともあるようです。

そこで大事なのが、「どのように伝えるか」。親の理解・納得を得るためのポイントは、「見守り」を前面に出しすぎないことです。たとえば、スマートドアベル/ロックなど玄関まわりのアイテムなら、「最近物騒だから心配で」といった理由であれば、親の抵抗感もやわらぐでしょう。

ペットを飼っている家であれば、カメラの導入にあたって「留守中でも様子が見れる」といった使い方を提案するのも一つの方法です。

また、「生活が便利になる」「毎日が少し楽しくなる」といったメリットを伝えるのも効果的です。

「スマートリモコンとスピーカーを使えば、寝室にいてもリビングのエアコンをつけられるよ」「キッチンでお料理しながら、テレビのチャンネルを変えられるんだよ」というように、具体的な利便性の話を入り口にすると、興味を持ってもらいやすくなります。

大切なのは、製品ありきで考えるのではなく、親が自然に受け入れられるものから進めること。「便利になった」「楽しみが増えた」と実感できるものから始めると、無理なく生活に取り入れてもらえるでしょう。

一方で、避けたいのは将来の不安をあおる伝え方です。老いへの不安は見守る側より親のほうが大きいはず。「心配だから」という言葉も、見守る側の都合として受け取られてしまうことがあります。親の気持ちを無視して強引に導入しても、結局使われなくなってしまいます。

「便利」「楽になる」「楽しい」といった前向きな価値を丁寧に伝え、納得したうえで興味を持ってもらう。それがスムーズな導入の第一歩です。

『デジタルグッズ活用で安心! 遠隔スマート介護術』(オレンジページ)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

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