
日経平均株価は6月に史上最高値となる7万2831円を記録し、「灼熱相場」の様相を呈した。その後は調整色を強め、足元では6万5000円を挟んだ推移が続いている。
もっとも、9月相場の軟調さは近年の傾向から想定内といえる。注目すべきは、TOPIX(東証株価指数)が8月に取引時間中の史上最高値を更新し、4200台に乗せた点だ。日経平均をTOPIXで割ったNT倍率も、夏の時期の17倍超から足元では15倍台へと低下している。
これは、一部のAI・半導体関連株に集中していた偏った買われ方から、幅広い業種へ資金が波及する裾野の広い相場へと変化しつつあることを示している。
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