新製品を今すぐ欲しい層は高価格帯に流れ、そうでない層は値上げ後の旧モデルを買う。収益効率はどちらに転んでも上がる。この発売時期の分割によって、26年末の最新世代iPhone 18出荷は減ることになるだろう。しかし、台数を減らして単価を上げる方向はメモリが高騰している現時点では理にかなっている。
来春に発売されるとされる標準モデルには、120Hz表示やDynamic Islandの改良など、18 Pro機の一部機能が降りてくると予想されるが、今すぐに欲しいユーザーは18 Proに手を伸ばすだろう。
実機を触ってわかったこと
Duoそのものについて、会場で触った印象を短く書いておく。開閉は驚くほど軽く、半分の角度で手を離しても倒れない。閉じる最後の数ミリは磁石が引き寄せ、小さな音とともに位置が決まる。インナーディスプレイ(開いたときの7.6インチ画面)はナノテクスチャという反射を抑える表面処理で、折り目は指で探してようやく段差がわかる程度だ。
開いた状態で5.2mm、254g。Galaxy Z Fold 8より0.7mm厚く53g重いが、防塵込みのIP68規格対応は折りたたみ機として突出していることは見逃せない。搭載チップは18 Proと同じA20 Proで、折りたたみだからと言って性能に妥協はしていない。
一方で、割り切っている要素もはっきりしている。
望遠カメラはなく、Face IDの代わりにサイドボタンのTouch IDになる。日本の読者にとって実用上いちばん引っかかりそうなのは日本語入力で、開いた状態での日本語入力ユーザーインターフェイスには再考の余地がある。英字キーボードには、左右分割など折りたたみならではの工夫も施されているので、アップデートに期待したいところだ。
Siri AIの日本展開は?
Duoは生産に難航しているとの情報もあり、アメリカ先行で主要市場は2〜3カ月遅れとの報道もあった。過去にはVision Proがアメリカ発売から147日遅れた前例もあったが、Duoは予約が10月16日午後9時(日本時間)、発売が10月23日で、日本を含む70カ国超で同時発売される。なお、iPhone 18 Proは9月12日予約、9月18日発売だ。


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