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ミャンマー人が《円安ニッポンの介護》を選ぶ深い理由…ベトナム人が「日本離れ」する裏で約2倍に急増、送金額は3倍に

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エイジアン・ユニティでは日本の介護用ベッドなどを使い実習を行う
日本介護現場で使われている介護用ベッドなどで実習を行う(写真:Asian Unity Myanmar Co., Ltd提供)
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「両国とも大家族で住む家庭が多く、祖父母の面倒をみます。また、ミャンマーは病院に入院した際は家族が一緒に泊まり込んで看病しますから、介護という仕事が身近なのです。人材を募集する介護施設からも、『ぜひミャンマーの方を』『ぜひネパールの方で』とお願いされますし、この2つの国も日本を希望する方が多く、相思相愛と言えるでしょう」(野村氏)

それは、日本語に対する学習意欲の高さにも表れている。特定技能や技能実習では入国時に日本語能力試験(JLPT)のN4レベルを求められるが、JLPTの国別受験者数を見るとミャンマーが3位となっている(※B)

ミャンマーとネパールの人があえて「日本」 を選ぶ理由

ミャンマー語とネパール語は日本語と文法が似ており、習得しやすいと言われているが、高齢化社会で介護人材が必要な国は日本だけではない。アジア各国が経済成長を遂げる中、日本では円安が進んでおり、他国との外国人介護人材獲得競争は今後さらに加速するとみられる。

介護日誌をつけることを想定し、生徒は日本語で日記を書き、校長や教員が目を通す(写真:Asian Unity Myanmar Co., Ltd提供)

「ベトナムなど一部の国からの介護人材はすでに日本離れが進んでいます。自国の経済が好調なことに加え、日本からベトナムに10万円を送金するとなると、コロナ禍前は900ドル送金できましたが、円安が進んだ今は600ドル程度です。一方、ネパールはネパール・ルピー安で、送金できる額がコロナ禍前とあまり差がありません。ミャンマーの場合、コロナ禍前は1ドル1000チャットでしたが、今は1ドル4500チャットと、以前の3倍以上を送金できるのです」(野村氏)

ミャンマーやネパールの人にとって、日本で働くことは金銭的なメリットがあると思われるが、「この2つの国の人々は給与だけで動くわけではない」と野村氏は指摘する。

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