顧客から相談を受けた場合も同じです。業界の動向や、現場の悩みを知る機会になるでしょう。
頼まれごとは、時間を差し出すものではありません。知識を広げる絶好の機会です。私も、相談に応えるだけではなく、「せっかくなら新しいことを知ろう」と意識して質問しています。その積み重ねが、少しずつ自分の引き出しを増やしてくれるのです。
「ギブ」だけでなく「テイク」も考えてみて
②人とのつながりを広げる
頼まれごとを受けたとき、「誰との接点が生まれるのか」にも目を向けてみましょう。
たとえば、自分が目指したい部署の人から相談を受ける。重要な顧客との接点が生まれる。専門知識を持つ人と話す機会も得られる。こうした頼まれごとは、目先の作業以上の価値を持っています。
もちろん損得だけで選ぶという話ではありませんが、限られた時間を使う以上、どのような人との関係を深めるべきかを意識することは大切です。頼まれごとは、未来の仕事につながる人脈づくりにもなるのです。
③ギブだけで終わらせない
頼まれごとでは、「相手のために何ができるか」というギブばかりに意識が向きがちです。しかし、上手な人は、同時に「自分は何をしてもらえるだろうか」というテイクも考えています。
自分が困ったとき、以前助けた相手には遠慮なく相談してみましょう。分からないことを聞く。経験を教えてもらう。協力をお願いする。そうして、一方的に与えるのではなく、お互いに助け合える関係を築いていきます。
「頼まれごと」は、単なる人助けで終わらせるにはもったいない時間です。相手を助けながら、自分も学ぶ。人とのつながりを広げる。困ったときには、遠慮なく力を借りる。その1つひとつが、自分の未来を広げるための投資になるのです。



※ログイン後、コメント入力が可能です。