散歩中のアプリ画面には「距離」「心拍数」「歩数」「経過時間」が表示される。この記録中は、例えば睡眠スコアを確認するといった他の作業はできない。散歩終了後は歩いたコースの地図、心拍数の推移や移動のペース、消費カロリーなどが表示され、アプリ内に履歴として記録される。
なお同製品には自動検知モードが備わっており、アプリでいちいち≪ウォーキング≫を選択しなくても、10~15分ほど歩くと自動で記録を残してくれる。記録は散歩開始時から遡ってくれるので歩き損はない。ただし自動検知は短時間の運動だと検知されず、どのような運動をしているのかの識別もイマイチ。最初から手動で行うほうがより正確なデータを記録できそうだ。
スマホを家に置いた状態でウォーキングやランニングを行うことも可能だ。歩行の記録は家に戻った際、同製品からスマホに自動送信される。ただし同製品にはGPS機能が付いてない。よってスマホを家に置いた状態だと歩いたコース(地図)やペースなどは記録されない。距離の測定はややアバウトで、具体的には2.6キロの移動距離が2.4キロで記録されたことがあった。
ランニングの記録でガッカリした理由
スマホがないと詳細な記録を残せない以上、同製品は「運動中のだいたいの数値が把握できればOK」といった人向けの製品かもしれない。文句なしの超軽量、心拍数の変化などが地図付きで表示される嬉しい機能があるからこそ、1秒単位の記録を残したい“ガチ勢”からすると歯痒いと言うか悔しいと言うか……。
私が一番ショックだったのは「タイムの誤差」だ。どうやら同製品ではストップウォッチのように、タイムを止めた瞬間が走り終えた時間として記録されないらしい。タイムの一時停止をタップ → ■マークをタップ → ワークアウトを終了をタップ……液晶画面を3回タップしたタイミングで、ようやくタイマーが停止されて数値が記録される。
この事実が判明したのは限界突破、カラカラになるまでランニングした後だった。私は今回の検証で「せっかくの機会だし、肉体派ライターという肩書が伊達じゃないことを証明しよう」と意気込み、全長2.6キロほぼ平坦のコースを、スマホを片手に全速力で走った。


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