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福岡県議《「タイタニックごっこ」で炎上》の怪…"2年8カ月後に燃えた"背景と、"大田京子県議だけ徹底追及"されたワケ

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福岡県議 タイ視察
“福岡県議会のドン”蔵内勇夫前議長(左から3番目)や大田京子県議(右から2番目)ら(画像:「センキョタイムズWEB」より)
  • 宮本 文幸 「見た目」戦略研究家/桜美林大学ビジネスマネジメント学群教授
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Yahoo!のリアルタイム検索データを見ても、この騒動の“燃え方”の異様な速さが読み取れる。

投稿に対するネガティブな反応の割合は、直近30日間では58%だったのに対し、直近7日間では68%、そして直近24時間では86%にまで跳ね上がっている(9月7日12時時点)。日が経つにつれて話題が沈静化するどころか、むしろ批判の純度が加速度的に高まっているのだ。

これは、拡散が進むにつれて新たに写真を目にする人が増え、その1人ひとりが「今この瞬間、初めてこの人物像を知った」状態でネガティブな第一印象を形成していることを示唆している。

豊福るみ子県議と林泰輔県議による「タイタニック」ポーズも……(画像:「センキョタイムズWEB」より)

『タイタニック』を選んだという皮肉

見過ごされがちだが、はしゃぐポーズとして『タイタニック』の1シーンが選ばれたこと自体に、後から振り返れば皮肉な意味が宿ってしまった。

商品パッケージのデザインが、その商品のイメージを先行して人に抱かせるように、人が無意識に選ぶモチーフには、その場では気づかない象徴的な意味が潜んでいることがある。

『タイタニック』は、誰もが知る「豪華客船の沈没事故」の実話をもとにした映画だ。タイでの祝祭的な雰囲気の宴で無邪気に再現されたポーズは、撮影時には単なる余興だったはずである。

しかし2年8カ月後、複数の疑惑で信頼を失いつつある福岡県議会という文脈の中で見返されたとき、「沈みゆく船」というイメージは、図らずも県議会そのものの姿と重なって見えてしまう。選んだモチーフが、後から皮肉な形で“符合”してしまった。

そもそも悲劇の物語を茶化しているように見えることが不謹慎だということは置いておいても、今回の件は、「見た目」が持つ象徴的な力の恐ろしさの一例といえる。

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