入り口近くに誇らしげにたたずむ「日本の米を使用」というサインを目にし、一気に期待が高まる。
「いらっしゃいませ!」という元気な掛け声に迎えられて席に向かう途中、香港らしからぬ光景に目を疑った。
4人掛けのボックス席を1人で占有する"ぜいたく"
なんと、4人掛けのボックス席を1人でゆったりと占有している客がいる。
普段、好んで香港のローカル食堂に通う筆者にとって「ガッツリ相席」は日常茶飯事だ。だからこそ、この広々としたプライベート空間は、日常から離れたプチぜいたくに見える。
卓上にはしょうゆと並んで「ポン酢しょうゆ」がドカンと置かれているのもおもしろい。日本では見かけない光景だが、香港の「普段からポン酢しょうゆを愛用する食文化」に合わせたスタイルのようだ。
注文画面で日本語が選べる安心感にほっとするのも束の間、タッチパネルの奪い合いがスタートする。食いしん坊だらけの我が家では、自分の食べたいネタを少しでも早く注文しようと、パネルを求めて次々と手が伸びるのだ。
家族がサーモンやマグロなど王道の定番ネタを迷わず頼んでいく横で、私の中にむくむくと好奇心が湧き上がる。
「せっかく香港にいるんだから、ここでしか食べられない『ご当地メニュー』に挑戦したい!」


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