もう1つ、数年間使うつもりなら、修理しやすさも購入時に考えておきたい。
レノボはThinkPadの26年モデルに、キーボードや冷却ファン、SSD(データを保存しておく場所)、WWAN(SIMカードを使ってネット接続するための通信モジュール)、USB Type-Cポート、バッテリーなどが交換しやすい構造を採用した。「ThinkPad T14 Gen 7」は、修理しやすさを評価するサイト、iFixitで10点満点を獲得している。
USB Type-Cポートやバッテリーなど、長く使うほど故障や劣化が問題になりやすい部品を交換できれば、1つの部品の不具合だけでPC全体を買い替える必要はない。キーボードについても、X1シリーズの新モデルではキーキャップ単位で交換できるようにしている。
修理性も製品の価値を左右する
背景にあるのは、AIだけではない。メモリーやSSDの価格上昇もあり、レノボはPCをより長く使えるようにすることを、手元の端末でAI処理を行うオンデバイスAI時代の課題の1つとして挙げている。
開発責任者の加藤敬幸氏は、オンデバイスAI時代のPCが向き合う課題として、AIを快適に実行する性能に加え、メモリー・SSDの供給不足や価格上昇、管理・運用、セキュリティなどを挙げた。
PCの価格が上がれば、買い替えの間隔を延ばしたい消費者も増える。購入時の価格だけでなく、数年間使ったときの修理や部品交換まで含めて考えれば、修理性も製品の価値を左右する。


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