「めじるし系チャーム」の市場は、町おこしにまで拡大しそうだ。
「町おこしのカプセルトイにはボールキーチェーンが多いですが、最近『めじるし系チャーム』も登場してきました。たとえば、香川県の『街ガチャin琴平町』。第1弾はボールキーチェーンで発売されましたが、地元の高校生がデザインしたりと町をあげての取り組みになり、第2弾は『めじるし系チャーム』になる予定です。町おこしのカプセルトイにも『めじるし系チャーム』が増えてくるかもしれません」と小野尾氏。
「めじるし系チャーム」ではないが、カプセルトイ自体が今、町おこしに利用されそうな気配はまだある。愛媛県宇和島市の名産の真珠で、商品にならない、いわゆる"ハネ"と呼ばれる真珠がカプセルトイで販売されている。地方販売だったが、あまりの人気により全国に広がりつつある。
カプセルトイが重要な「販路」の一つに
つまり、BtoCの販路が小売店やネット通販サイトから、カプセルトイにも広がってきたといえるのではないだろうか。今後、カプセルトイが雑貨を扱うだけではなく、それすら超えて、重要な販路の一つになる可能性も見えてきた。
ところで、この「めじるし系チャーム」の人気は、いつまで続くのだろうか。小野尾氏は、「日本には、12月を越えると、空気が変わってしまってブームが変わるという特徴があります。来年1月になっても売れ続けるようでしたら、相当長く続くでしょう。個人的には、もはや一つのジャンルとして定着したようにも感じています」と語る。
トイから雑貨、雑貨から町おこしグッズ、町おこしグッズから、販路の一つに──。「めじるし系チャーム」を起爆剤に拡大し続けるカプセルトイ業界から、目が離せない。


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