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ライフ #手遅れ御免! あしたのために

「アンチエイジング」で私らは何に抗いたいんや…? 肌が若返っても動脈硬化が進行したら困るという「抗老化」の迷宮

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ミドル 女性 アンチエイジング
お顔のシミやシワを消すことだけが「アンチエイジング」、というわけではなさそうです(写真:Luce/PIXTA)
  • 仲野 徹 隠居・大阪大学名誉教授

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加齢と老化。似た言葉ですけど、なんとなくイメージが違いませんかね。そういったことを深掘りしてみると、歳を取るというのがどういうことなのか、ちょっとわかったような気になってくるのが面白い。

そんなことどうでもええやろ、と思われるかもしれないが、加齢と老化の違いが気になり出した。

前回話題にした「DNAメチル化時計」のせいだ。年齢を正確に刻むけれども老化は反映しないのだから、「メチル化時計は加齢の指標である」という言い方は正しいが、「メチル化時計は老化の指標である」とは言いにくい。ということで、悩み始めたのである。

新年にひとつ歳を取る人っておるのか?

『広辞苑』で「加齢」を引くと、「①新年または誕生日を迎えて年齢を増すこと。加年。②年老いること。」とある。納得だ。

しかし、今頃、新年にひとつ歳を取る人っておるのか。七五三や厄年が収入になる神社関係者だけと違うんか、気にしてるんは。

そういえば、伯母のひとりが「お正月になったら歳を取る」、というから、「そんな時代はとおの昔に終わってるで」、と笑った。そしたら、「私は元旦の生まれやねん!」とえらく叱られた。それがもう、20年以上も前のことですわ。

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