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ライフ #手遅れ御免! あしたのために

「アンチエイジング」で私らは何に抗いたいんや…? 肌が若返っても動脈硬化が進行したら困るという「抗老化」の迷宮

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ミドル 女性 アンチエイジング
お顔のシミやシワを消すことだけが「アンチエイジング」、というわけではなさそうです(写真:Luce/PIXTA)
  • 仲野 徹 隠居・大阪大学名誉教授
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定義は何かと調べたけど、アンチエイジングという語は『広辞苑』に載ってませんな。『デジタル大辞泉』には「加齢に伴う症状の予防と治癒。老化防止。抗加齢。抗老化。」とある。

なるほど。とは思うが、釈然としないところもある。「加齢に伴う症状」って、かなり曖昧ではないか。何をもって加齢に伴うといえるのか。

また、お顔のシミやシワのようなものにアンチエイジングという言葉がよく使われるけど、それって「症状」なんか。

こういういちゃもんみたいなことを書いてると、むっちゃ小うるさいおじいやと思われるかもしらんが、そのものズバリなのでいたしかたなし。

何をもって「若返り」と言えるのか?

気を取り直して考え直すと、肝心なのは、加齢というのは不可逆的であるが、老化は抑制したり「若返り」させたりできる可能性がある、ということだ。

しかし、これも意外と難しい。何をもって老化の抑制や若返りと言えるのか。

老化抑制が本当に達成されたら、まずは健康寿命が、さらには寿命が延びるということになるのだろうが、それは下駄を履くまでわかるまい。というより、棺桶に入るまでわからない。

加齢にともなって発症した生活習慣病を治療したからといって、アンチエイジングとはいわないだろう。

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