既婚者メンバーの1人である桐山照史は、ブログの中で「ごめん」を連発。未婚だが昨年熱愛報道のあった中間淳太は「少しでも気を抜くと悲しみに引き込まれそうな状態」、重岡は「みなさんに報告する前に、気持ちの整理がついているのかと思われるかもしれません。でも、そうじゃないです。今でも整理はついていないです」などと綴っている。
特に重岡はメンバーからも繊細という評が多くなされており、7人のWEST.を継続できなかったことで、彼らが自分を責めすぎてしまわないかが心配でもある。
勝算や計画性を抜きに、本人の意志が尊重された
少し別の見方もある。
今回の発表を受けて、相当に深刻な事態であることを受け止める一方で、このような自身の意志と捉えられるかたちでの脱退を許すとは、やはり自主性を重んじる自由な事務所なのだな、とも強く感じた。
近年、グループを脱退しても事務所に残って活動を続けた例として、先にも挙げた河合郁人や、Sexy Zoneの元メンバー・中島健人、Hey! Say! JUMPの元メンバー・岡本圭人らがいる。
彼らは現在も、脱退時の宣言の延長線上にあるような個人での仕事を継続している。それゆえに、本人にグループ脱退後の仕事への自信や綿密な計画性があったうえで、脱退を許可しているようにも感じられた。もっと言えば、本人や事務所に今後の勝算があるからこその許可にも思えたのだ。
一方で、今回の藤井と小瀧には、先に述べたように、文面にも不安という言葉が使われ、「何ができるか、正直、まだ分かっておりません」と書かれてもいて、具体的な道筋ができあがっているわけではなさそうである。
それでも、脱退が許可され、こうして公式に発表されている。発表も突然だったことから、勝算や計画性を抜きに、本人の意志が尊重されたということでもある。無理にグループ活動を続けさせない、その自主性の重んじ方に、改めてアイドル事務所としての特異性を感じているのである。


※ログイン後、コメント入力が可能です。