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ライフ #神童だったあの子の今

「仕事は一つじゃなくていい」固定観念捨てて人生一変…灘&開成W合格の元神童が"超人気童貞コンテンツ"の作家になった訳

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登録者数200万人を超えるYouTubeチャンネルで企画・構成・編集を担う(画像:YouTube「バキ童チャンネル【ぐんぴぃ】」より)
  • 新倉 和花 東京大学法学部卒・麻雀プロ

INDEX

幼いころに「天才」「神童」と呼ばれた子どもたちは、その後、どんな大人になっているのか。本連載「神童だったあの子の今」では、早熟ゆえに称賛と戸惑いを同時に抱えてきた人物たちを訪ね、いまの彼らがどんな景色を見ているのかを聞いていく。

今回登場するのは、FAN(ふぁん)さん。久留米大学附設中学校に首席合格し、東京大学理科一類に進学。いまは登録者数200万人を超えるYouTubeチャンネル「バキ童チャンネル」の企画・構成・編集を担う構成作家であり、芸歴5年目の芸人でもある。

「灘と開成に合格した」頭脳を持つFANさんが、なぜ今「お笑い」を仕事にしているのか。神童としては“かなり珍しい”道を選んだ訳を聞いた。

【写真を見る】「仕事は一つじゃなくていい」固定観念捨てて人生一変…灘&開成W合格の元神童が"超人気童貞コンテンツ"の作家になった訳(10枚)

それなりの勉強で灘、開成、久留米大学附設に合格

FANさんは、福岡市の公務員家庭に生まれた。人見知りでおとなしい子どもだったという。学区の公立中学の治安がかなり悪いと評判だったため、小5の頃から、必要に迫られるかたちで中学受験の勉強を始めた。

FANさんの幼少期(写真:FANさん提供)

同じ頃、彼は人生を変える番組と出会う。NHKの深夜番組『爆笑オンエアバトル』である。毎週の放送をVHSに録画し、朝早く起きて、親が起きてくるまでヘッドホンをつけて見る。それが、彼にとっての最大の楽しみだった。

生来の真面目さで学校の宿題はきちんとこなし、塾にいる時間はしっかり勉強した。ただ、それ以上に何かを犠牲にして猛烈に勉強したという記憶はない。

それでも結果は、灘、開成、久留米大学附設に合格、である。それがどれほどすごいことなのか、本人には特に実感がなかったという。「中学生で親元を離れるのもなあ」と久留米大学附設への進学を決めると、入学式では新入生代表の挨拶を任された。つまり、入試の首席合格者だったということだ。

小学生のとき(写真:FANさん提供)
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