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8月28日、アメリカで開催されたジャクソンホール会議(カンザス連銀主催の経済シンポジウム)。ここでのFRB(米連邦準備制度理事会)のウォーシュ議長講演は、日本経済新聞電子版が「突然見せたタカ派の顔」と題する記事を配信したように、市場での受け止めは「タカ派方向のサプライズ」だった。これを受けて、為替は一時1ドル=160円台の円安・ドル高となった。
しかし、筆者は、7月のFOMC(連邦公開市場委員会)前のこの連載で「市場はウォーシュ新議長のバランスシート縮小論を過小評価している」と書き、ウォーシュ氏のインフレ抑制への本気度を強調していた。だから、今回の公演内容を「突然見せたタカ派の顔」とはまったく考えていない。
「ウォーシュ氏はFRBに繰り返し利下げを求めてきたトランプ大統領に指名されたからハト派だろう」という認知バイアスが市場にはまだ残っていたということだろうが、今回の講演でさすがにこれは払拭されたのではないだろうか。
ジャクソンホールのウォーシュ議長講演に3つのポイント
筆者が考える今回の講演のポイントは3つある。
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