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3. 同じくらいの相手には、努力で勝てる
現実的で、かつ説得力のある回答として印象的だったのが「そもそも全員に勝つ必要はない」という視点です。
・「ほとんどの領域は一位にならなくても良く、高い順位になれば十分なので努力で戦える」(1年・理科一類)
・「そういう人ではなく、自分とおおよそ同レベルの人との勝負に勝つため」(1年・前期教養)
・「圧倒的に才能が上の人には勝てないが、同じ才能の人や、少しだけ優れた人には努力次第で勝てる。1番になることだけが努力の目的じゃない」(1年・理科一類)
・「同じ才能の人が五万といるんだから、その人には努力すれば勝てる」(2年・前期教養)
社会に出て求められるのは「その分野の1位になること」ではなく、「一定水準の成果を出すこと」であるケースがほとんどです。そう考えると、この回答は驚くほど実践的だといえます。また、こんな回答もありました。
・「凡人のために残された枠をめぐる競争に勝利するために、凡人なりに努力しなければならない」(2年・前期教養)
この一言に、東大生らしい冷静さと、それでいてリアルな眼差しを感じました。
4. 努力しない人には、確実に勝てる
もうひとつ、多くの東大生が答えていたのが「少なくとも、努力しない人には勝てる」という現実的な回答です。
・「努力しなかったら才能ある人だけでなく、才能はないけど努力している人にも負けるので、努力はすべき」(1年・理科二類)
・「努力しないと、『才能がある人』『才能があり努力した人』『才能がないが努力した人』すべてに負ける」(1年・文科二類)
・「努力しない人に勝てばいいのです」(2年・前期教養)
・「努力をできない人間はたくさんいるから、努力できるようになるだけで価値になる」(1年・文科一類)
冷たいようにも聞こえますが、これは非常に真実だと思います。世の中の多くの人は、実は努力していません。だからこそ、努力ができるというだけで、大きなアドバンテージになるのです。
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