前に並んでいた小学3年生の男の子のやり方を、じっくり観察する。父親が狙いを指示し、発射。タバコを模したお菓子の箱が倒れた。一瞬、「おお」と声が出たが、箱を倒すだけでは商品はもらえない。台から落とさないといけないのだ。最後の一発。スタッフもお父さんも「がんばれ」と声に出す。コルクは見事箱に命中し、箱は下に落ちた。手振りベルの音が高らかになり、男の子は2等をゲットした。
筆者も挑戦したが、てんでダメ。外れ賞のフーセンガムをもらって帰ろうとしたところ、今度は輪投げコーナーからベルの音が聞こえてくる。さっきの男の子の妹が、輪投げで1等を取ったらしい。兄妹は満面の笑みで大興奮だ。結局この兄妹、輪投げと射的を1回ずつで500円✕4回。2000円の出費は決して安くはない。が、はしゃぐ二人の顔は、まさにプライスレスだった。
そうこうしているうちに、マスターが昭和に流行したハンディカラオケを手に、マイクで名前を呼んでいる。一家はどうやら喫茶の順番を待っていたようだ。
Z世代がはまるかたぬき、きっかけは意外なドラマ
縁日エリアでZ世代のカップルに人気なのが、かたぬき(300円)だ。昭和の露店ではおなじみだが、最近はめっきり見かけない。
「若者はかたぬきを知らないのでは?」
と思ってカップルに話しかけると、韓国ドラマ「イカゲーム」に登場するのだそうだ。


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