有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ

「ここで死ぬんだな」「老人ホームのよう」—実質的な「終身刑」となった無期懲役囚が集まる"LB刑務所"の実態

7分で読める
写経
受刑者は「なぜ社会にいた時に写経に出会わなかったのか」と語った *写真はイメージ(写真:bunbuku_S / PIXTA)
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES

Aさんは面会時に、ニコニコしながらこんなことを話していた。

「3類にあがったので、手紙を出す回数が増えそうだ」

「久しぶりにお菓子が食べられる。チョコレートとクッキーが楽しみだ。組長(だった受刑者)だってお菓子をほおばって本当にうれしそうなんですよ」

しかし、その後の手紙では一変して、

「争いごとに巻き込まれて、(区分を)下げられました」

「社会にいたときから要領が悪くて、ここでも同じ人生」

などと落胆した様子が書かれていた。

また、仮釈放が難しい状況について、

「どうせ無期」

「出られませんからね」

などと自暴自棄になるような言葉もあった。

検察が仮釈放させない「マル特無期」

数年前の手紙からは、「写経をしている」という内容が書かれるようになった。

「亡くなった人のご冥福を祈るため朝起きた時、夜寝る前に手を合わせます。ご迷惑をおかけした人に対しても同じです。それだけでは足りないと思って写経があることを知って、許可を得られたので書いています。とても心が休まります。

5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数