次に、キッチン全体の掃除が始まる。
「シンクをタワシでこすって、カウンターもピカピカにするんです。その後に私がゴミを置くと、めちゃめちゃ怒られます」(睦美さん)
普通の子どもなら、作って満足してキッチンは荒れ放題となりそうだが、瑠那さんは違う。お菓子作りがひと段落すると、当たり前のようにキッチンを片付け、道具をきれいに洗い、水滴をふき取り、お気に入りの花柄のキャビネットにしまうのだ。
彼女はポツリと「お菓子を作るのは、お片付けまで」 と言った。どこか、お菓子作りを神聖なものと捉えているようだ。
独自性のある作品の裏側
瑠那さんの作品は配色やデザイン、細かなデコレーションに特徴がある。いったい、そのインスピレーションはどこから生まれているのだろうか?
「Instagramのリール動画や画像をスクロールしながら、気に入ったパーツやアイデアを保存フォルダにストックしていますね。それをパズルみたいに頭の中で組み合わせて、『ここにこのパーツを持ってきたら、きっと可愛い』って考えるみたいです」(睦美さん)


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