目の前の数字に心を奪われず、「長いプロセスの途中にいる」という視点を持つことが、親子ともに安定した受験生活につながるのです。
4. どこまで子どもに口を出すか葛藤する
受験生活も後半になってくると「どこまで関わるべきか」という線引きで悩む親が多くなります。「手を出しすぎてしまって自主性を損なっているのでは?」「放っておきすぎだろうか?」と、悩みは尽きません。
ここではっきりと申し上げましょう。「完璧な中学受験の伴走」など存在しません。多くのご家庭が試行錯誤しながら前に進みます。必要以上に切羽詰まると、それはむしろ子どもに悪影響を与えてしまいます。
完璧や正解を追う気持ちを手放して、そのぶん、目の前の子どもと向き合えば、必ずやるべきことが見えてきます。
あるお母さまが取材にて、「途中から『これでいいのか?』と、毎日自問自答の連続でした」と話してくれたことがあります。「いい意味で諦めることも大切だと学びました。最後は本人です。親だけが右往左往しても、終わってみればおおかた無用の心配だった気がします」と振り返っていました。


※ログイン後、コメント入力が可能です。