ここでは不安をあおるためではなく、これから受験を検討するにあたって知っておくべき「中受沼」のリアルをレポート。また、中学受験に取り組んでいるご家庭が過度に振り回されないために、「先輩たち」の実態をお伝えしたいと思います。
1. 気づけば「受験中心」の生活に
中学受験は、基本的に3年という長期戦です。本格的に通塾が始まる4年生以降は、週に複数回の授業と宿題、テスト、季節講習が生活の中心になります。
最初は「様子を見ながら」と始めたはずが、気づけば週末は模試、長期休暇は講習、平日は宿題のフォロー……と、生活全体が受験を軸に回るようになります。
私も夏休みに、「旅行に行きたいけど、講習の隙間日程を探すと難しいな……」と家族の楽しみを断念した経験があります。「いざとなれば塾の授業くらい休んで構わない」と思うものの、1回休むと後のフォローが親子ともに大変なので、「それなら出席しなきゃ」と考えてしまうのです。
振り返ってみれば、ここで大切なのは「いつのまにか生活が受験一色になっていた」という状態を避けることでした。「受験はあくまで生活の一部であり、すべてではない」。その視点を持っているだけで、心理的な負担は軽くなります。


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