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80歳でも噛み締めで奥歯が割れる?「あごを整えること」がアンチエイジングにつながるワケ

8分で読める
顎を触る女性
「あご」と「若返り」の関係とは?(写真:AtlasStudio/PIXTA)
  • 薩摩 宗治 さつま骨格矯正Group総院長
  • 馬場 裕史 医療法人社団碧心堂やすふみ歯科クリニック院長

INDEX

整骨のプロ柔道整復師・薩摩宗治氏が42万件を超える症例の末たどり着いたのは、すべての不調の根源は骨盤でも、肩甲骨でもなく"あご"だということ。このたび、薩摩氏はその理論の集大成として「疲れはあごが9割 24時間戦う脳と身体をリセットする技術」を一冊の本にまとめました。現代社会において、なぜ今あごが大事なのか。口内環境の専門家であり、本著の監修を担当した歯科医師・馬場裕史氏とともに、あごや口内環境の悪化からはじまり全身へ広がる不調連鎖について語ってもらいます。後編はあごと若返りの関係についてです。

80歳でも歯が割れる?衰えない噛む力

『疲れはあごが9割: 24時間戦う脳と身体をリセットする技術』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら)

薩摩先生:最近、アンチエイジングに関して「若返りは可能」という論文が数多く発表されています。「不老不死」は人類の長年の夢ですが、死なないという「不死」は難しくても老けないという「不老」は可能な時代がやってきたと、世界中のアンチエイジングの専門家が語っています。

馬場先生:昔、私が歯学部で勉強していた頃は、年齢とともに噛む機能も衰えると習いました。ところが実際の治療ベースではそうとは言い切れないんです。

先日も80歳の女性が歯を折られて来院されました。ペットロスがきっかけでストレスが強くなり、気づかないうちに強い力で噛みしめて奥歯が割れてしまったのです。これまで一般的には80歳にもなると歯の硬度も低下し、さらに噛みしめる力も弱くなっていると考えられていたはずです。でも、実際には年齢を重ねても歯を割るほどの機能があるわけです。

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