団地の入り口には暗証番号を入力する「共用扉」が付いていた。開錠されるとピーーーと音がするので手動で扉を開ける。団地は4階建て。エレベーターは付いてない。階段は薄暗く、レトロな感じ。階段には窓が付いていたが、空気の循環はかなり悪そうだ。空気が籠っているせいか、まるで遺跡の中にいるような独特の臭いがする。
筆者の部屋は4階だった。縦に長いタイプの鍵を差し、1~2回くらい回転させると開錠できる。鍵が開いたのか閉まったのかイマイチよくわからないため、宿泊中は何度もドアノブをガチャガチャしたが、これは海外の宿泊先ではよくある光景だ。日本の鍵穴は優秀だと思う。なぜなら鍵を差して半回転くらいで開錠できるから。
地元民の“リアル”を味わうという贅沢
日本で例えると1DKのような間取りになるのだろうか。扉を開けて、右側には居室。左側にはキッチン。中央にはバス・トイレ……。おそらくキッチン周りなどはリフォームされているのだろうけど、地元民(しかも旧ソ連の構成国!)のリアルな生活感が味わえる点は、民泊最大の魅力かもしれない。
居室にはソファ、ダブルベッド、テレビが置かれていた。清潔感は良好。部屋の広さは10畳くらい。インナーバルコニーが設置されているため、より部屋が広く感じる。洗濯物を干すためのラック、アイロンが置かれている気遣いが嬉しい。見たことのない色をしたカメムシがいる点は嬉しくないが、インナーバルコニーは共用フロアという認識で手を打とう。


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