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人工呼吸器を装着、指先しか動かせない男性が「障害者は家にいろ」の声をあえて全否定しない訳 彼が本当に言いたいこと

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ウッディ
「寝たきり系男子ウッディ」が自分の生きやすさのために意識していることとは?(写真:筆者提供)
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こういった言葉を投げかける方の主張としてよく見かけるのは、「なぜ障害者の社会進出に、限りある社会資源を使わなければならないのか」とか、「障害者に金を使えるほど今の社会に余裕はない」。こういった主張です。

これは完全に僕の感じ方や考え方でしかないですが、このような言葉に対して、100%の怒りを覚えることが僕にはできません。

「ひどいなあ……。そこまで言わなくても……」という気持ちが大半ではあります。けれど、まったく理解ができないわけではない自分も、どこかにいます。それはなぜかというと、もし自分が健常者として生まれたとして、障害者や福祉にまったく触れることなく生きていたとしたら……。

どこまで知らない世界に対して許容できるのだろうと思うのです。

「知らない」は「恐怖」「嫌悪」に

「知らない」は「恐怖」、「嫌悪」になりやすい。僕はそう思います。知らないから傷つけやすく、知らないから切り捨てやすい。

障害者にいいイメージがなく、むしろ嫌なイメージを抱いている人も中にはいると思います。ネガティブな感情を抱くのは、「よく知らない」ということが大きいのかなと思います。

この記事を今読んでくださっている皆さんは、多かれ少なかれ僕という人間に興味を持ってくれたり、障害者や福祉に少しでも関心がある方だったりするのかなと思います。

でも、世の中はそんな方ばかりではない。

社会をつくる多くの人は、自分たち障害者のことを知らない。そして、知ろうと思わない人も多い。

差別意識の前に、知ろうと思わない。これは事実としてあるのかなと思います。その中で自分のような障害者が生きやすくなるには「知ってもらう」しかないと思います。

厳密に言うならば、理解してもらうのではなく、まず知ってもらうこと。どう違うかと言うと、理解してもらうには、相手の方にこちらを向いてもらう必要がある。理解まで求めると、なかなかハードルが高くなる。でも、ただ知ってもらうだけなら、少しハードルが低くなる。僕はそう思います。

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