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ライフ #自動車最前線

渋滞「予想の3割減」でも「30km以上は4割増加」お盆の高速道路で何が起きていたのか?

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今年のお盆期間の最長渋滞は関越道上り線の「三芳PA」付近を先頭とした51.1kmであった
今年のお盆期間の最長渋滞は関越道上り線の「三芳PA」付近を先頭とした51.1kmであった(写真はイメージ、写真:彩恵 / PIXTA)
  • 佐滝 剛弘 みらい観光文化リサーチベース代表 元・城西国際大学教授
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高速道路の通行状況をもう少し詳しく見てみよう。冒頭で、通行量や渋滞回数が減ったことをお伝えしたが、長い渋滞については、昨年よりも増加している。

「30km以上」の渋滞は、昨年の13回から18回へと4割近く増加した。ただし、うち2回は、お盆期間直前の平日である8月7日の圏央道の外回り、内回りで起きている。

これは前回「圏央道『大型連休より平日』の渋滞が圧倒的にひどい納得のメカニズム。解消のカギは外環道の開通に?」で詳述した、「平日に混む圏央道」現象が表出したからであろう。つまり、帰省や観光とはあまり関係のない渋滞である。

お盆期間の最長渋滞は51.1km!

渋滞の最長区間は、8月16日(日)17時50分に関越道の上り線、「三芳PA」付近を先頭に発生した。その距離、実に51.1km。これは昨年の最長50.4km(8月8日 圏央道内回り「八王子JCT」付近先頭)とほぼ同じである。

ただし、今年ピークとなったのは、事前に予想されていた14日(金)、15日(土)ではなく、お盆期間最終日の日曜日だったことが、昨年とは異なる。例年、お盆最後の日曜日はあまり渋滞がないと言われていたが、今年は最終日に東京方面へ向かうクルマが連なった。

この渋滞について、筆者はNEXCO東日本の「ドラとら(ドライブトラフィック)」で地図上に表示される渋滞の状況をリアルタイムで観察していたが、途中一時渋滞が途切れて、赤い帯が3分割されるなど、いわゆる「断続渋滞」の状況であった。

ドライブトラフィックの画面例(記事制作時)

これに続くのが、8月10日(月)の中央道下り「相模湖IC」付近の39.5km、13日(木)の名神上り「瀬田東IC」付近の34.6kmとなっている。渋滞の常連である東名で、こうした長距離の渋滞が一度も起きていないことも、注目ポイントであろう。

また、今回NEXCO各社から発表された資料には、高速道路ごとの交通量も掲載されている。

全国で最も交通量が多かったのは、名神の「大山崎JCT~高槻JCT」の14万2500台(この10日間の平均)、続いて東名の「秦野中井IC~大井松田IC」の12万5400台と、東西の両雄が並び立っている。

「大山崎JCT~高槻JCT」は、名神のバイパスとなっている京滋バイパス~新名神がちょうど途切れて、この1点に集中するため、膨大な交通量となる。

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