と、こんなふうに呼子のイカを自慢する佐賀県民だが、呼子のイカをいつも食べているわけじゃない。呼子のイカは呼子で食べても、格別に安いわけではないからだ。だいたい、定食で2000〜3000円(時価)の印象だ。東京ではコースで6000円くらいの店もあるので、そう考えると安いのかもしれないが、日常づかいできるほどではない。
佐賀県民にとっても呼子のイカはご馳走だ。
佐賀ラーメンに「生卵」を入れる理由
佐賀に帰ると、父と行くラーメン屋がある。武雄市にある「来久軒」だ。ラーメン1杯850円。
昔から、濃いめの豚骨スープが苦手な母が仕事でいない時に、ばあちゃんや父さんが連れてきてくれた、三世代で通うラーメン屋だ。麺好きの編集さんと取材で佐賀に来た際、「お昼は来久軒で」とご指名をもらい、案内したこともある。
舌にざらっと感じる乳白色の豚骨スープ、ほんのり甘い麺、さっと口の中でほどける薄切りチャーシューが2枚とネギと海苔。シンプルなラーメンだが、また食べたくなる。


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