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ビジネス #自動車最前線

フェラーリが「初めて乗る人を歓迎したい」という4000万円級オープンカー「アマルフィ スパイダー」の素質

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気温35℃を超えるギリシャ・アテネを舞台に試乗会が行われた
気温35℃を超えるギリシャ・アテネを舞台に試乗会が行われた(写真:Ferrari)
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「ローマ スパイダーは、私たちのビジネスにおいて重要なポジションにありました。アマルフィ スパイダーにも同様の期待が寄せられます」

ギリシャ・アテネの市街地から1時間ほどコリント方面に走ったリゾートでの会場で、イタリア本社からやって来た開発担当者はそう語った。

アテネのホテルでテストドライブのために待機するクローズド状態のアマルフィ スパイダー(筆者撮影)

アマルフィは「フェラーリに初めて乗る人を歓迎したい」と彼ら自身が言うほど、快適性と乗りやすさをひとつの特徴としていた。

フェラーリがこのように市場性を口にするのは、めずらしい。しかし、おもしろいのは「間口を拡げるものではない」という念押し的な発言だ。

あくまでもフェラーリはフェラーリ。最高峰のスポーツカーという自負がある。アマルフィ スパイダーには、先にも述べたように「フルオープンの爽快感」という魅力が上乗せされている。

上記の発言の真意はともかく、「乗りやすい操縦性、スタイル、爽快性などでもって、メルセデスAMGやマクラーレンなどのユーザーも取り込んでいきたい」とも、私は聞いた。

フルオープンだからこその快適性

狙いは達成しているのではないだろうか――。それがドライビングにおける感想だ。

私がアマルフィ スパイダーに乗った日のアテネは、35℃超えで、しかも快晴。マリンリゾートなので観光客は喜んでいるようだが、あまりに日差しが強くて、海やプールに入るのは夕方以降、というのが現地の常識である。

そんな中で、アマルフィ スパイダーをフルオープンで走らせた。そうしなければ、このクルマの醍醐味がわからないと思ったからだ。

60km/hまでは走行中も13.5秒で電動トップを開閉可能(写真:Ferrari)

スタート地点から高速道路を経て、山岳地帯へと入っていく。高速での快適性とスポーティな操縦性をあわせ持つ、とうたわれるアマルフィ スパイダーを堪能できるというコースだ。

アテネの日差しの下での走行は、キャップとシェイド(サングラス)を着用していても、予想どおり結構ハード。しかしわかったのは、風の巻き込みが思ったよりうんと少ないことだ。

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