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「原爆投下はウソ」にNHKが警告、荒唐無稽なデマを信じる人が生まれる"スキマ"とは…「8月だけ戦争を語る」メディアの功罪

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原爆ドーム
爆風で朽ち果てた原爆ドームの姿は、原子爆弾の恐ろしさを伝え続けている(写真:marumaru / PIXTA)
  • 城戸 譲 ネットメディア研究家・コラムニスト・炎上ウォッチャー

INDEX

終戦記念日に前後して、「広島・長崎への原爆投下はウソである」といったSNSでの主張が目立っている。言うまでもなく、完全なデマだ。しかしながら、一部のネットユーザーはこれらの主張を支持し、その考えを強めている。なぜ事実無根だとわかるような情報を信じてしまうのか。その背景を考えてみると、情報接触における問題点が浮き彫りになってきた。

SNS上で散見される「原爆投下そのものがウソだ」という投稿

今年も8月15日の終戦記念日を迎えた。6日には広島、9日には長崎の原爆投下の日を迎え、1945年に終結した第二次世界大戦について、SNSでも言及が相次いでいる。戦中を知る人々が続々と鬼籍に入るなか、「語り継ぐ」ことの意味は高まっている。そんな中、「原爆投下そのものがウソだ」といった主張がSNS上で散見され、これに対するNHKの検証報道も注目されている。

8月8日にNHKニュースで出された、「『原爆はデマ』荒唐無稽なフェイク拡散 実相と異なるAI動画も」と題する記事は、Xで約1.2万リポスト、約2万いいねを記録。「なぜこんなことを信じるのか」といった声が寄せられた。NHKの記事でも書かれているように、原爆投下は科学的見地からも、事実だと言える証拠が十二分にある。にもかかわらず、原爆はデマだと言い切ってしまう背景には何があるのだろう。

原爆の悲劇を風化させず、世界平和への強い願いを訴え続ける長崎の平和祈念像(写真:akiko / PIXTA)
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