近年、スーパーマーケットやコンビニエンスストアで、韓国ブランドのインスタント麺を目にする機会が増えた。YouTubeやSNSでも、食べる様子やアレンジレシピがたびたび話題になっている。
なかでも強い存在感を放つのが、韓国の三養食品が手がける激辛インスタント麺の「ブルダック」シリーズだ。世界的な人気を誇る同シリーズは、どのように支持を広げてきたのだろうか。
当初は韓国でも「辛すぎる」と苦戦
そもそも「ブルダック炒め麺」は、1963年に韓国初のインスタント麺を発売した三養食品が、韓国の激辛鶏料理「ブルダック」に着想を得て開発した商品だ。2012年に発売されたものの、当初は韓国でも「辛すぎる」と評され、一部の激辛好きにしか受け入れられなかった。
人気に火がつく転機となったのが、14年2月にYouTubeで公開された1本の動画だった。
洪社長は、世界的なヒットについて「時代とのめぐり合わせだった」と振り返る。
「韓国人女性と結婚したイギリス人YouTuberのKorean Englishman氏が、『ブルダック炒め麺』をイギリスへ持ち帰り、ご家族や友人に食べてもらう様子を投稿しました。その動画が世界中で大きな反響を呼び、『ブルダックとは何だろう?』と多くの人が興味を持つようになりました」
その後、「ブルダックチャレンジ」のような動画がオンライン上で自然と広がった。


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