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キャリア・教育

「子どもが動かない」原因は"やる気"でも"反抗"でもなかった…親が見落としがちな、最初の3秒

9分で読める
子どもの勉強を見守る母親
子どもの「耳を開く」ために大切な、最初の声かけとはどんなものでしょうか(写真:YAMATO/PIXTA)
  • 吉野 加容子 発達科学コミュニケーション代表・学術博士
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「褒めなきゃ」と思うと苦しくなる。

でも「見たままを言う」ならできる。

そう思うだけで、声かけのハードルはぐっと下がります。

子どもが喜ぶ7つの肯定

本書では、肯定の方法を7つに分けて紹介していますが、その中でも、最初にマスターしていただきたいのは、次の3つです。

1つ目は、さきほど実況中継です。

これは、子どもの行動を見たまま言葉にするだけです。

たとえば、朝の支度でなかなか動かない子に、

「靴下、持ったね」「ランドセルのところまで来たね」「今、考えてるところなんだね」

と声をかける。

まだ着替え終わっていなくても、まだ準備が完了していなくても、できている小さな動きに気づいて言葉にします

褒めようとしなくていいのです。

見たままを言うだけで、子どもは「お母さんは見てくれている」と感じます。

これだけでも、子どもの脳には安心が届きます。

2つ目は、同意・共感です。

子どもが、

「宿題やりたくない」「お風呂めんどくさい」「学校行きたくない」

と言った時、すぐに正論で返したくなるかもしれません。

「でも、やらなきゃダメでしょ」「みんな行ってるよ」「早くしないと間に合わないよ」

そう言いたくなる気持ちは、とてもよくわかります。

けれど、最初の一言で否定されると、子どもの耳は閉じてしまいます。

そんな時は、まず、

「そうだよね」「めんどくさい日もあるよね」「行きたくない気持ち、あるよね」

と、気持ちを一度受け止めます。

これは、子どもの言い分をすべて認めるという意味ではありません。

あなたの気持ちは聞いたよ」「いきなり否定しないよ」というサインです。

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