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キャリア・教育

「子どもが動かない」原因は"やる気"でも"反抗"でもなかった…親が見落としがちな、最初の3秒

9分で読める
子どもの勉強を見守る母親
子どもの「耳を開く」ために大切な、最初の声かけとはどんなものでしょうか(写真:YAMATO/PIXTA)
  • 吉野 加容子 発達科学コミュニケーション代表・学術博士
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気持ちを受け取ってもらえた子どもは、その後の提案を聞きやすくなります。

3つ目は、ジェスチャーです。

イライラしている日、疲れている日、どうしてもやさしい声が出ない日もあります。

そんな時は、無理に言葉で肯定しようとしなくても大丈夫です。

うなずく。手を振る。親指を立てる。

OKサインを出す。小さく拍手する。

これだけでも、肯定は伝わります。

たとえば、宿題のプリントを前に、子どもがようやく鉛筆を持った。

そこで、「早く書きなさい」と言う代わりに、黙ってうなずく

あるいは、OKサインを出す

子どもはそれを見て、「これでいいんだ」「見てくれているんだ」と感じます。

言葉が多すぎると、子どもの脳は疲れてしまうことがあります。

だからこそ、言葉を減らした肯定が効く場面もあるのです。

・実況中継
・同意・共感
・ジェスチャー

この3つは、褒めるのが苦手な親御さんでも始めやすい肯定です。

完璧な言葉を探さなくて大丈夫。

まずは、子どもの「今」に気づく。

その気づきを、短く、やさしく、渡す。

それだけで、会話の入り口は変わります。

「最初の3秒」を変えるだけで、会話は変わる

多くの親子バトルは、子どもが悪いから起きているわけではありません。

最初の数秒で、子どもの耳が閉じてしまっている。

親も焦っている。子どもも切り替えられない。

そのまま、お互いに引けなくなっている。そんなことが多いのです。

だから、まず変えるのは、長い説得ではありません。

最初の一言です。

「早くお風呂に入りなさい」の前に、「面白そうなテレビだね」

「いつまでYouTube見てるの」の前に、「今、何を見てるの?」

「宿題しなさい」の前に、「鉛筆、持ったんだね」

この小さな入り口の違いが、子どもの脳にとっては大きな違いになります。

子どもを動かす前に、まず会話の入り口を整える。

これが、ポジティブ・アテンションです。

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