だからこそ、発達科学コミュニケーション(発コミュ)では最初の一言を大切にします。
子どもを動かす前に、まず子どもの耳を開く。
そのために必要なのが、ポジティブ・アテンションです。
「やりたくない」のではなく、まだ切り替えられていない
親から見ると、子どもが動かない理由は「やりたくないから」に見えます。
何度言っても着替えない。YouTubeをやめない。
宿題を始めない。お風呂に入らない。
けれど、発達特性のある子の中には、言葉を聞いてから理解し、今やっていることを止めて、次の行動へ移るまでに時間がかかる子もいます。
「聞いていない」のではなく、まだ処理している途中。
「反抗している」のではなく、切り替え方がわからない。
「親を困らせたい」のではなく、次の行動が見えていない。
そう考えると、最初の声かけは変わります。
すぐに指示を出す前に、まず子どもが今見ている世界に一度入るのです。
テレビを見ている子には、
「面白そうなテレビだね」「誰が出てるの?」「あの番組、好きなんだね」
YouTubeを見ている子には、
「今、何を見てるの?」「それ、どこが面白いの?」「あと何分で終わる?」
ゲームをしている子には、
「今、どこまで進んだの?」「それ、自分でクリアしたの?」「難しそうだね」
こうした言葉は、子どもを甘やかすための言葉ではありません。


※ログイン後、コメント入力が可能です。