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キャリア・教育

大学入試「年内合格組は学力が低い」説の意外な真実、入学後につまずく子に欠けるのはある習慣?近大と理科大のリアル

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勉強する学生
現在は一般選抜の入試科目や高校での履修状況も多様化している(写真:OrangeBook / PIXTA)
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さらに同大では独自開発した新入生学習到達度測定Webテストを新入生全員が受ける。各学科で数学、物理、化学から最低1科目は実施することとなっていて、結果として数学は全学科、物理と化学は希望学科で実施している。数学のテストは学習指導要領に含まれる高校数学の全分野が出題されるもので、入試では問われない内容も含まれる。

「このテストは、この問題を解けたら能力値はこれくらいだということがわかるもの。入試は得点で判別しますが、このテストでは『今年の新入生はどの分野が苦手な学生が多いか』といったことを確認します」

新入生は入学式の前後1週間の好きなタイミングでこのテストを受ける。その結果を受けて各学科では授業内容や進め方について議論するという。きめ細かな体制を整えているが、渡辺氏は「リメディアル教育をしているわけではない」と話す。

「教育はオーダーメイド。教える内容は変わらなくても、学生は毎年変わりますから、教え方は、“今の”学生に合った方法に変化させる必要があります。高校の学習指導要領も10年おきに変わりますし、学習指導要領の過渡期には学ぶ内容も変わります。新入生には浪人生も現役生もいます。18歳人口が減る中、学力が高い学生から合格を出しても、他大学を含め入学定員が変わらなければ学生間に学力差は生じます。そのため、その年はどんな学習者が入ってきているのか把握し、その年の学生に合わせた授業を行う必要があるのです」

1年次と卒業時の成績には相関関係がある

客観的なデータを元にした学習サポートを行っている東京理科大学。年内入試と一般選抜では学力の差やサポートの必要性は変わるのだろうか。

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