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ライフ #「フシギな物件」のぞいて見てもいいですか?

横浜にある築55年《"巨大な人工池"がある団地》自然に溶け込んだ「贅沢な部屋の内部」をのぞいてみた

11分で読める
横浜の竹山団地(写真:筆者撮影)
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ちなみに、商店街の各店舗の裏手には、それぞれ専用の階段が設けられていた。階段は店舗上部の駐車場につながり、荷物の搬入やごみ出しに使われている。

今回、商店街の「竹山キッチン」で、専用階段を見せてもらった。上ればすぐに駐車場に出られる構造は実用的だ。エレベーターはないが、商いの動線を考えて設計されたことを実感する。

1階の店舗と2階にあたる駐車場のみをつなぐ店舗専用階段(写真:筆者撮影)
店舗専用階段の入り口は住宅用の階段室とは異なる(写真:筆者撮影)

センター地区の住戸をのぞいて見ることで、「商い」と「生活」のそれぞれの動線が組み込まれた場所であることが見えてきた。

屋上から見えた変化に富む団地の構成

住戸を後にし、さらに階段を上って屋上へ向かった。通常は自由に立ち入れない場所だという。

屋上には三角形の構造物が並んでいた。そこは階段室の上部にあたり、上から光が取り込まれている。

センター地区の住棟の屋上(写真:筆者撮影)

屋上からは、竹山団地全体を見渡すことができた。

眼下には池とセンター地区があり、その向こうの斜面には高層棟が2棟立ち、ボックス棟や板状住棟も見える。黄色の建物は、センター地区に設けられた幼稚園で、色も造形もひときわ目を引く。

階段やスロープを上から眺めると、土地の高低差がよくわかる。センター地区は谷につくられていることを実感した。

周囲に立つ高層棟やボックス棟、板状住棟も見えた(写真:筆者撮影)

屋上から階段を下り、池へ向かった。柵越しに池を見ていたら、鯉が大きな口を開けて近づいてきた。岸辺には亀の姿もある。

スロープを下りながら間近に池を見る(写真:筆者撮影)

「私が子どもの頃は、柵の位置が今とは少し違って、水に触れる場所もあったんです。浅瀬を見るとメダカやザリガニがいて、楽しかったですよ」

松井さんの子ども時代は、柵は右手の階段の下にあった。階段に腰掛けて池を眺めることができたという(写真:筆者撮影)
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