有料会員登録 東洋経済オンラインとは
政治・経済・投資 #ストレイナーレポート

パランティアは過去最高の売上高93%増…「AI主権」掲げ、大手AIモデルへの依存に反旗

8分で読める 有料会員限定
過去最高の成長率を記録した

INDEX

米パランティア・テクノロジーズは、政府機関や大企業向けにデータ分析基盤を提供するソフトウェア企業。近年はAIプラットフォーム「AIP」を軸に商業部門が急成長しています。エンジニアを顧客の現場に常駐させる「FDE(前線配備エンジニア)」と呼ばれる独自の実装モデルでも知られます。

同社が8月3日に発表した2026年4〜6月期決算は、売上高が前年比93%増の19.35億ドルと過去最高の成長率を記録。通期の売上高予想は中央値81.5億ドル(前年比82%増)へと上方修正しています。決算説明で経営陣は「企業とAIの関係が根本から変わりつつある」と語りました。

「トークンメーターが回るだけ」従量課金モデルへの批判

本連載「Strainer Report」はわかりやすい図表に定評のあるストレイナーの決算分析記事のうち、海外企業に関するレポートを掲載しています。詳細はStrainerをご覧ください

説明会で経営陣が最も強調したキーワードの一つが「AIソブリンティ(AI主権)」です。ライアン・テイラーCRO兼CLOは、パランティアを使わない企業について「トークンメーターが回り続けるだけで、価値と相関しないスロップ(低品質な出力)を得ている」と述べています。

従量課金モデルは「AIラボ(大手AIモデル開発企業)にとっては機能していても、それ以外の誰にとっても機能していない」というのが同氏の主張です。企業予算を圧迫しながら、成果が伴っていないと指摘しました。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

政治・経済・投資

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数