ビジネスアイテムの主役が変われば、着こなしの「正解ルール」も変わります。にもかかわらず、「ポロシャツやビジネスTを着ているのに、足元はかっちりした革靴のまま」。これでは重苦しい印象を与えかねません。この現象は、夏服のルールをアップデートできていないときに起きるのです。
そもそも真夏のビジネスシーンにおける清潔感は、相手に涼しさを感じさせる「清涼感」に集約されます。それは、単に薄着になることではありません。むしろ薄着というだけでは、だらしなく見えるリスクもあります。そこで今回は、ただの汗対策にとどまらない、真夏の清潔感を身に付ける鉄則をお届けします。
足元に生じる「重さ」のアンバランス
軽やかな上半身に対し、足元は冬と同じく「重厚な革靴」のままというビジネスマンを街なかで見かけます。そして、「ビジネスシーンだから革靴」という選択が、実は正しいとは限りません。
もちろん軽装だからこそ、「ほかのアイテムでドレス感を足そう」という狙いはわかりますが、これは全身のバランスという視点が抜け落ちた発想です。たとえば軽やかな上半身に対し、足元だけフォーマルなままでは、視覚的なバランスが崩れます。とくに35度を超える暑さも相まって、足元の重苦しさが悪目立ちするからです。
そこで活躍するのが、軽快さのある通勤用スニーカーです。ただし、オン・オフ兼用をうたうカジュアル感の強いものでは、休日っぽい印象になりかねません。スポーツブランドや量販店など各社から発売されている「スニーカーローファー」を試してみてください。

